現物出資による格付けUP戦略
銀行の融資の審査項目のひとつに自己資本比率というものがあります。
これは会社の総資産(土地、建物、現金、預金など)のうち、株主が準備したお金の割合のことを言います。
この自己資本比率が低いと銀行の評価(格付け)が低くなる可能性があります。
この場合に、現物出資という方法があります。
現物出資とは、「お金」のかわりに「モノ」を出資することも可能です。
この現物出資は、オーナー個人の土地や建物、車などのモノを会社に出資することです。
このモノには、会社への貸付金などの金銭債権も含まれます。
この現物出資の金額の証明は、税理士などの会計の専門家に依頼することも可能です。
現物出資によって自己資本比率が改善し、資金調達が出来た事例も多くあります。