【実績】「事業系評価融資」岐阜信用金庫様から金利0.5%での資金調達

毎月経営計画書を支援させて頂いている企業様で、事業性評価融資を金融機関にお願いしていたところ、岐阜信用金庫様から金利0.5%での資金調達が実現できました。

当初は、2%台の政府系の制度融資での資金調達から始まりましたが、年々金利が下がっていくとともに、担保が外れ、保証協会なしでのプロパー融資という銀行の直接融資に代わりました。

事業性評価融資とは

銀行に融資を申し込みにいくと、必ず言われる言葉は、「決算書をお持ちください」ということです。黒字の場合は、借入は可能ですが、代表者の連帯保証を入れてくださいととなります。また、赤字の場合は、担保を要求されます。

 

しかしながら、いざという時に自宅やプライベートの財産を全部失う可能性があるとなれば誰も事業をやりたがらないと思います。これが創業者の起業意欲をそぐ理由のひとつになっています。

 

これは、金融庁が銀行の財務体質の改善をを指導しているからです。それはこれまでは、金融機関がいくら事業に可能性があると判断しても、債務者区分が低い企業に対する融資は、引当コストの高さから消極的とならざるを得なかったのです。

 

しかし、2015年以降金融庁の方針がかわりました。これまでは立ち入り検査での個別の資産査定を中心に金融機関の健全性を評価していましたが、原則として各金融機関の判断を尊重することにしたのです。また企業の財務データや担保・保証に過度に依存するのではなく、企業の事業内容を適切に評価した融資の促進も求めるようになりました。

 

この「事業性評価」を通じて各地域金融機関が中小企業の成長に貢献し、地方創生を推進するひとつの原動力にしようとしています。

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